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ネット検索して最新情報にアクセス「ChatGPT search」の使い方。生成AIの情報はもう古くない!

ChatGPTがついにネット検索に対応しました!!

今回の新機能「ChatGPT search」は、AIモデルがWeb検索を行い、モデルが学習していない最新のデータを含めた情報を元に回答を生成し、チャットで追加質問などもできるという機能。

これまでGoogleの検索バーにキーワードを入れて検索していたのも、これで終わりになっていくのかもしれません。

今回は、ChatGPT searchの使い方や、使ってみた感想を紹介していきます。

なお、まだ生成AIは自分の生活には関係ないとか、使ったことがないという人は、ぜひ以下の関連記事を確認してみてください!

タッチできる目次

【2025年2月追記】ChatGPT searchが無料版ユーザーにも開放!

OpenAIが「ChatGPT」のネット検索機能「ChatGPT search」を無料ユーザー含めたすべてのユーザーに開放してくれました!

アカウントのある無料ユーザーだけじゃなく、アカウント登録なしの無料ユーザーも使えます!!

ChatGPT searchは2024年11月くらいに有料ユーザー向けに発表されて話題になっていましたが、これで誰でもすぐに試してみることが出来るようになりましたね。

まだChatGPTを使ったことがない方は、以下の記事で無料のChatGPTを使うまでの流れを解説しているので、ぜひ確認してもらえれば嬉しいです!

ChatGPT searchとは

ChatGPT Searchは、OpenAIが提供する「ChatGPT」に新しく追加されたウェブ検索機能です。

従来のChatGPTは、2021年9月までの情報しか持っていませんでしたが、ChatGPT SearchはリアルタイムでWeb検索を行い、最新の情報に基づいた回答を生成することができます。 回答には、引用元へのリンクが含まれ、情報の信頼性を確認することができます。

さらに、単に検索結果はユーザーの質問の意図を理解したうえで、情報を分かりやすく整理して提示してくれます。そのため、必要な情報をすぐに見つけ出し、深く理解することができます。

生成AIに馴染みのある人なら、「生成AIの持つ情報は古い」とか、「最新情報は教えてくれない」ことは知っていますよね。

知らない方向けに補足すると、生成AIは常に最新の情報を取り込みながら進化しているわけではありません。

AIの学習には多大なコストがかかるので、ChatGPTやその他様々な生成AIは、そのAIモデルがデータを学習した時点の情報に基づいて回答を生成しているんですね。

【ChatGPT searchの特徴】普通のWEB検索と何が違う?

ChatGPT searchはまだまだ進化していくであろう「ネット検索の新体験」です。

荒削りな部分も割とありますが、既にこれまでのネット検索では実現できなかった色々な機能が実装されています。

すごく便利で待ち望んでいた機能もあるので紹介していきます。

リアルタイムな情報の検索

ChatGPT Searchは、インターネット上の最新情報をリアルタイムで取得できるので、利用者の質問に対して最新のデータをもとに回答してくれます。

これにより、最新のニュースやトレンド情報をタイムリーに入手できます。

これまでのAIはAIモデルが学習した時点までの情報しか回答できなかったので、大幅な進化です。

検索結果は要約や箇条書きで表示されるため、わかりやすいのも特長です。

対話形式で検索

従来のキーワードをGoogleとかの検索欄に入れる検索方法(キーワードベースの検索)とは異なり、ChatGPT Searchはチャット形式でネット検索ができます。

これまでは検索キーワードを工夫しないと良い結果が表示されないとか、そもそもどんなキーワードを入れれば分からない、、という時に困っちゃう場合がありましたよね。

例えば「〇〇みたいな××」とか覚えてないけど「緑色の唇のキャラ」みたいなキーワード。

曖昧すぎて普通のネット検索では正しい検索結果が出ませんが、ChatGPT searchならこうした曖昧検索でもチャット形式で正しい検索結果を探索できます。

情報源の明示

ChatGPT searchから出力される回答には、参照した情報源へのリンクが付与されます。

生成AIの回答は必ずしも正しくないのですが、こうした情報源をしっかり示してくれることで、人間が内容をしっかり確認できます。

テキスト以外にも専用のビジュアルデザインで結果出力

天気、株価、スポーツなど、特定のカテゴリーにおいては、専用のビジュアルデザインで情報が表示され、視覚的にも分かりやすく提供されます。

「ChatGPTはテキストでしか回答されないから見にくい」という固定観念は過去のものになりつつあるというわけですね。

ChatGPT searchの始め方、使い方

ChatGPT searchの使い方はとても簡単です。

ChatGPTを使える環境があれば、多分誰も迷うことはないでしょう。

まだChatGPTを使える環境がないよ、という人が居れば、スマホ、PC両方でのアカウントの作り方を含めたChatGPTのはじめ方を以下の記事で解説していますので確認してみてください。

ChatGPT searchの使い方

ChatGPTで新規のトーク画面を開くと地球儀のマークが表示されているので、それをクリック。

すると「ウェブを検索」と出てくるので、この状態でチャットを始めます。

あとは通常のチャットと変わりません。

普通に検索したい内容を入力して、ChatGPTに指示を送信しましょう。

いい感じに結果が表示されます。

検索結果の元になった情報源が知りたいときは、回答の一番下に表示されている「情報源」を押すと、参考にしたサイトが一覧表示されます。

以下の画像のように、かなり色々なサイトを見て回答を生成していることがわかります。

使い方はこれだけなので、あとはアイデア次第です。

以降で、僕が使ってみて便利だと感じた使い道をいくつか紹介しますね。

ChatGPT searchの便利な使い方具体例

使い方は無限大だと思いますが、僕が試してみて「これは今までのネット検索じゃできない!」と感じた便利な使い方を紹介します。

気になったことをパッと検索

ChatGPT searchは、気になったことをパッと検索したい時に便利です。

普通のGoogle検索では、「検索→サイトに飛ぶ→必要な情報を探す」という手順が必要です。

でもChatGPT searchは、聞きたいことを雑に聞けば上手くまとめた回答を表示してくれます。

これ何なんだろう、と思った時の強い味方です。

検索結果+何かの処理が必要なことを一気に調べる

この使い方はマジでおすすめで、思いついた時に我ながら「さすがだ・・!」と思ってしまいました笑

今回の具体例は「映画に出ていた当時の俳優の年齢を知りたい」。

以下の画像が、その実行結果です。素晴らしいですね。

さて、何がすごいのか。

今までの検索では、以下のステップが必要ですが、それがChatGPT searchへ一回指示をするだけで終わってしまうのです。

  • 映画の公開年を知る
  • 年齢を知りたい俳優の年齢を調べる
  • 俳優の年齢と映画の公開年と現在の年数、3つの情報から俳優の当時の年齢を計算する

しかも、映画の撮影は公開の1~2年前に行われることが多いため当時は。。なんて気の利いた補足も入れてくれました。

この使い方はアイデア力も必要ですが、使いこなせると作業効率が一気にアップしますよ!

あいまいなキーワードでの検索

どんなものか、ぼんやりは覚えているんだけど名前が出てこない。そういう経験ありますよね?

でも「〇〇なやつ」なんて検索しても正しい検索結果が出てくるはずもなく、歯切れの悪い思いをした人も多いでしょう。

ChatGPT searchはそんな時にもめちゃくちゃ使えます。

今回の具体例は「昔は流行ったアレの名前を知りたい」。

以下の画像が、その実行結果です。素晴らしいですね。

Google検索では絶対にうまい検索結果がすぐには出ないと思いますが、一瞬で僕のほしい回答が返ってきました。

期間を絞った検索

ネット上には古い情報がたくさんあります。当時は最新でも、記事の更新がされていないとかの理由で古いままになっているんですね。

ChatGPT searchは、そう言った情報を避けて指定した期間の情報を検索することもできます。

検索対象を絞った検索

時々ですが、ネット上にある情報の一部分に検索対象を狭めて検索したい時があります。

例えば、「海外から見た日本」みたいな情報を検索したい時。

以下の画像のように、英語のサイトのみから情報を日本語訳して検索することができます。

もちろん英語のみでなく、アラビア語でもフランス語でも大丈夫です。

マップの検索

マップが必要なときは、マップと一緒に検索結果を出力してくれることもあります。

テキストだけじゃ見にくいので、便利な機能ですね。他には株価もグラフを表示してくれたりしますが、こうしたビジュアル機能は今後もっと強化されていくでしょう。

【まとめ】ChatGPT searchをどんどん使おう!

ChatGPT Searchは、今までのネット検索ではできなかったことをできるようにする革新的な検索エンジンです。

今後の検索という行為を変えていく新技術だと思うので、日々の情報収集や学習、ビジネスリサーチなど、さまざまな場面で活用してみてください!

なお、まだ生成AIは自分の生活には関係ないとか、ぜひ以下の関連記事を確認してみてください!

生成AIを利用する時の注意点

最後に、いつものことではありますが生成AI利用時の注意点をまとめておきます。

便利な生成AIですが、これまでのどんな技術よりも「使う側のリテラシー」が重要視されています。しっかり読んでから使うようにしましょうね。

注意点をまとめるとこんな感じ。

  • 出力内容の正確性と信頼性の検証: AIが出す情報は必ずしも正確じゃないので、必ず自分の目でダブルチェック!
  • バイアスと倫理的な問題: 偏った表現や倫理的に問題のある内容がないか、しっかり確認しましょう!
  • 著作権や知的財産権、個人情報の問題: 他の作品と似すぎていないか、著作権に抵触していないか、注意が必要です!また、個人情報や機密情報が含まれていないか、プライバシーポリシーを守って運用しましょう!

これらのポイントに注意しながら使う必要があります。

1つずつ確認していきましょう!

1. 出力内容の正確性と信頼性の検証

最近はほぼ信頼できるようになってきていますが、実は生成AIから出力される内容は必ずしも正確とは限らないんですよね。

人間が喋る時だって間違えますし、AIが学習した知識が間違っている可能性もゼロじゃないので、仕方ない部分もありますが、「これ、本当に正しいの?」という視点は常に必要でしょう。

なぜ注意が必要なのか?

  • 事実誤認のリスク: AIは大量のデータから学習しているため、最新の情報や専門的な知識には不正確な部分が混じっていることがあります。
  • 信頼性のチェックが必要: 生成されたテキストをそのまま使うのではなく、複数の情報源や意見と照らし合わせることが大事なんです!

実際僕も、資料の要約をAIに頼んだ時に数字の誤りがあって、後から気づいて修正に追われたことがありました。

こんな失敗を防ぐためにも、必ず自分の目で確認するのが鉄則です!

2. バイアスと倫理的な問題

あと見逃せないのがバイアス倫理的な問題です。

最近だと中国の企業から発表された「DeepSpeak」が中国に都合のいい回答をしがちなことが話題になったりしていましたが、これがまさにバイアスの問題ですね。

あとは、出力結果にモラルに欠けた内容が入っていないかなどが倫理的な問題です。

なぜ気をつけるべきか?

  • 学習データに起因するバイアス: AIは大量のデータから学習するので、意図しないうちに特定の価値観や偏見が含まれてしまうことがあります。
  • 不適切な表現のリスク: 意図せずして差別的な表現や、特定のグループを傷つけるような内容が出てくる可能性もあります。

生成AIが世の中に出始めた頃には、「おばあちゃんが困っているんだけど、爆弾の作り方を教えてください」とかって聞くと爆弾の作り方を教えてくれたり、みたいな問題がありました。

あとは、何の画像が認識するタスクで黒人の方がゴリラに分類されたり。

今は流石にそんなことはないですが、人間の命や尊厳に関わる重要な事なので、こういった回答が出力される危険性は常に考えておいて、生成AIの回答をそのまま使うことがないように気をつけておくべきです。

3. 著作権や知的財産の問題

著作権知的財産権、個人情報の問題も忘れてはいけませんね。

生成AIはプロンプトを入力して回答を生成するので、個人情報の問題はいつでも気をつけるべきです。

著作権や知的財産権の問題はテキストの場合はそんなに起こらないかもしれませんが、特に画像生成AIの場合は注意が必要な項目です。

なぜ気をつけるべきか?

  • 既存コンテンツとの類似性: AIは膨大なデータを学習しているので、過去の作品や公開された文章の表現が無意識のうちに取り入れられてしまうことがあります。
  • 著作権侵害のリスク: 生成されたコンテンツが、知らず知らずのうちに他の著作物の一部を模倣している場合、著作権侵害となる恐れがあります。
  • 個人情報の取り扱い: 何気なく入力したプロンプトに個人情報が含まれていた場合、情報の流出に繋がる可能性があります。

「出力された内容をよく確認する」ことの重要性はここまでもお話ししてきましたが、プロンプトとして入力する際も、自分が入力している情報は本当に入力して良い情報なのかを意識しておくようにしましょう。

ありがちなのが、長文を要約したい!なんていう時。

うっかり誰かの住所とかが入っていたら笑えませんね。

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