- ブログ記事を書いているんだけど、いつも言いたいこととズレてしまう
- 頑張って記事を書いたのに、後で読み返してみるとなんだか微妙…
- 良い感じのブログ記事を書ける方法を教えて!!
こんな悩みに応えます。
こんにちは!
当ブログ『PASTEL』運営者のみなと(@pastel_minato)です。
今回は、ブログ記事を作る時に重要な「記事構成案をつくる手順」を話していきます。
ブログ初心者にとっては、1本の記事を書くだけでも相当大変ですよね。
しかし、記事構成を作れるようになれば、読者に読まれる文章を書けるようになります。
実際、私は本記事で紹介する手順で記事を書いてきたところ、ブログ運営開始から順調にアクセス数を上げることが出来ています。
ブログ記事の書き方がうまくいかず困っている方は、今回紹介する構成作りの手順を試してみてください。
最初は慣れなくて大変かもですが、少しずつ慣れてきて、質の高い記事が書けるようになりますよ。
読者に読んでもらえて分かりやすい記事が書けたら、あなたは何をしたいですか?
ちなみに、ブログアクセスをUPする方法については、下記にてご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
>>ブログのアクセス数を増やす方法7つを解説【PV数が伸びるタイミングも紹介】
ブログ記事の構成案はなぜ重要?【読者にたくさん読んでもらうため】
まずは、構成案とはそもそも何なのか、どうして作る必要があるのか。
紹介していきます。
【前提知識】構成案は記事ライティングの設計書
構成案は記事ライティングの設計書、つまり骨組みのようなものです。
私の場合は以下の3つのパーツで作っています。
人によってはここにリード文など、他に色々項目が入ったりします。
- キーワード
- タイトル
- 各見出し(H2, H3)
私としては、構成案は記事の骨格をしっかり決めればいいと思ってるので、上記で充分かと。
細かくすることも出来ますが、それだと構成案を作るの自体がめんどくさくなるので…(笑)
実際、本記事は上記の構成案を1時間くらいかけて作り、記事のライティングを進めています。
構成案を作る理由は「読者に記事を沢山読んでもらうため」
構成案を作る理由は、読者に記事を沢山読んでもらうためです。
なぜなら、何が言いたいのか分からない文章、結局のところ読者の求める答えが書いていない記事は、最後まで読んでもらえないからですね。
逆に、読者の求める答えが分かりやすい記事は最後まで読んでもらえます。
つまり、構成案を作るのは、変な方向にライティングが流れていかないようにするため、というワケ。
文章を書く時は、頭から書いていると言いたいことが分かりにくくなりがちです。
なので、骨格を作っておいて後から肉付けをしていくと、それを防ぐことができます。
ブログの構成案を作る手順5つ
続いて、いよいよブログ記事の構成案を作る手順5つについて、解説していきます。
既に話した通り、ブログ記事の構成案は記事の骨格です。結論から言うと、以下の3つを決めればOK。
- キーワード
- タイトル
- 各見出し(H2, H3)
以下の5ステップは、上記の3つを効率よく決めていくための手順。早速やっていきましょう。
- キーワードを設定する
- 想定読者をイメージする
- 検索ニーズを深堀りする
- 検索ニーズから見出しをつくる
- タイトルを決める
手順①:キーワードを設定する
まずは、キーワード選定をしていきましょう。
ブログ記事のキーワードは「その記事の内容を一言で表す鍵」です。
キーワードが定まっていない記事は中身も空っぽの文章ということになってしまいます。
とは言え、キーワード決めはいわゆる定型作業なので、怖がらなくても大丈夫。
キーワードは普通に、Google キーワードプランナーやラッコキーワードを使って検索ボリュームを調べながら、検討すればOKです。
キーワードを決めたら、手順②へ進みます。
初めてキーワード選定をする、もしくはキーワード選定に慣れていない人は、下記の記事を参考にしてみて下さい。
>> 【初めての】SEOキーワード選定の方法を解説【4ステップで書くべき記事が見えてくる】
手順②:想定読者をイメージする
キーワードが決まったら、次は想定読者をイメージしていきます。
小学生に就職活動の話をしても響かないように、想定読者に合わない話題は全く響きません。
なので記事を書く時は必ず、「誰に書くか」を明確にしてから記事を書くようにしましょう。
さらに、想定読者を意識することで、言葉遣いや文章のテンションの方向性も決まり、臨場感が生まれます。
ということで、本記事では、「ブログ 構成案 作り方」というキーワードで以下のような読者を想定して書いています。
- ブログを始めて3か月くらい、記事の書き方に迷っていた過去の自分
- いい感じの記事の構成案を知りたい人
- ブログ記事の文章を上手に書けるようになりたい人
こんな感じで、自分が実際にイメージできる想定読者を決めればOKです。
想定読者を考えるのが難しい人は、
- 過去の自分
- 友だち・同僚・家族
- ドラマの登場人物
- アニメのキャラクター
など自分がリアルにイメージできる人を選びましょう。
想定読者を決めたら、次は想定読者が抱えている検索ニーズを洗い出していきます。
手順③:検索ニーズを深堀りする
どんな人に(想定読者)、何を書くか(キーワード)が決まりました。
次は、想定読者が望んでいること(検索ニーズ)をもっと深堀りしていきましょう。
検索ニーズには2種類あり、記事内ではそれぞれのニーズに応えてあげることが理想です。
- 顕在ニーズ:読者が自分で気づいており、顕在化しているニーズ
- 潜在ニーズ:読者が自分で気づいていない、潜在的なニーズ
本記事では、下記のように検索ニーズを設定しました。
- ブログ記事の構成案の作り方
- 実際の構成案の例
- 構成案を作る上での注意点
- 構成案を作るのに必要になる、キーワード選定の方法
- 構成案が出来た後、記事の文章を書く時のポイント
こんな感じですね。
潜在ニーズを考えるのは少し難しいかもしれません。コツとしては、
- 顕在ニーズが満たされたら次に何を求めるか?
- 記事のメインで書いていることとセットで知るべきことは何か?
- 競合記事ではどんなことが書かれているか?
といった視点で考えてみると少し分かりやすいかと思います。
特に、競合記事からヒントを得てしまうのはおススメの方法です。
また、ニーズ出しには正解も不正解も無いので、余裕があるなら箇条書きで10個くらい検索ニーズを出してから絞っていくと、より良いと思います。
ここで設定したニーズは「その記事で読者が得たい”答え”」です。
記事を書く中でしっかり応えてあげるようにしましょう。
検索ニーズの重要性については、下記の記事でご紹介しています。
>> 検索意図を調べる3つの方法、活用事例を解説!【SEOで重要な理由も紹介】
あとは、見出しとタイトル
ついに、何を望んでいる(検索ニーズ)どんな人(想定読者)に、何を伝えるのか(キーワード)が決まりました。
いよいよ、記事の骨格(構成案)を作っていきます。
ブログ記事の構成案に必要なパーツは、以下の3つでした。
- キーワード
- タイトル
- 各見出し(H2, H3)
キーワードはもう決まっているので、あとは見出しとタイトルを決めていきます。
手順④:検索ニーズから見出しをつくる
見出しは、それぞれの検索ニーズに応えるように作っていけばOK。
H2やH3の見出しで、顕在ニーズと潜在ニーズへ応えるイメージで見出しを作っています。
一番単純な流れは、以下の感じ。
- 前提として知っておくべきこと
- 顕在的な検索ニーズへの答え
- 潜在的な検索ニーズへの答え
- まとめ
本記事では、以下の通りです。
- 『前提知識』ブログ記事の構成案はなぜ重要?
- 『顕在ニーズへの答え』ブログの構成案を作る手順5つ
- 『潜在ニーズへの答え』ブログの構成案ができたらさっそく本文執筆しよう
- 『潜在ニーズへの答え』ブログの構成案をつくる時の注意点3つ
- 『まとめ』構成案作りを実践して沢山読まれるブログを作ろう!
とにかく、顕在ニーズと潜在ニーズを、見出しの中に組み込むことが重要です。
手順⑤:タイトルを決める
ここまでくれば、あとはタイトルを決めてブログ記事の構成案は完成です。
タイトルを決めるコツは、下記の通り。
- 32文字で意味が伝わるように(SEO的には超えてもOK)
- キーワードやサジェストキーワードを入れる
- 数字を入れて読者の気を引く
- 記事内容を要約する
- 煽りタイトルはNG
- キャッチーにしなくてOK
本記事では、以下のように設定しています。
タイトル:
ブログ構成案を作る手順5つと注意点3つ【読んでもらえて分かりやすい記事が書ける】
『ブログ、構成案、分かりやすい、作る』などのキーワードやサジェストキーワードを入れながら、『5つ、3つ』などの数字を入れています。
オマケで『読者に読んでもらえて分かりやすい記事が書けるようになる』という魅力も入ってますね。
ちなみに、タイトルは32文字以内にしよう!と言われますが、それは検索結果にはそれ以上表示されないから、という以上の理由はありません。
32文字を超えていても検索エンジンはしっかり把握してるので、45文字とかでもOK。
ただし、検索結果で人間の目に見えるのは32文字なので、超える場合は補足みたいな内容にしましょう。
別に後からタイトルを変えてもいいので、とにかくタイトルづくりにチャレンジしてみましょう。
おさらい:ブログ記事の構成案を作る手順
というワケで、ブログ記事の構成案を作る手順を解説してきました。
割と盛りだくさんの内容でしたが、要するに以下の5つの手順でOK。
- キーワードを設定する
- 想定読者をイメージする
- 検索ニーズを深堀りする
- 検索ニーズから見出しをつくる
- タイトルを決める
オマケとして、『ブログ記事の本文執筆のポイント』と、『ブログ記事の構成案を作る時の注意点3つ』も紹介します。
構成案を作り始めてからも色々な疑問が生まれてくると思うので、その時に役立ててくださいね。
【構成案が出来た後は】ブログ記事執筆のポイント
構成案が完成したら、早速ブログを書き始めましょう。
すでに下記の通り構成案は決まっているので、あとはリード文を書いて、各見出しごとに本文を書いていけば完成します。
- キーワード
- タイトル
- 各見出し
途中で文章が止まりそうになったら、「自分がこう言ったら、相手はどんな反応や質問をしてくるかな?」という感じで、架空の会話をイメージすると書きやすいですよ。
あと、1つの段落は長すぎず、最高でもスマホ表示で3行くらいにしましょう。
私の記事も文字数が多い方ですが、これ以上になると結構読みにくくなってしまうので…
具体的なライティングのテクニックについては、下記の記事で詳しく解説しています。
>>売上UPするブログアフィリエイト記事の書き方を解説
文章執筆のポイント
記事の文章を執筆するポイントは、以下の2つ。
- リード文で引き込み、読者をブラウザバックさせない
- セールスライティングで読者に目的の行動をしてもらう
特にセールスライティングは、ブログアクセス数が1万PV以上になった後に、商品リンクから購入してもらうために効果を発揮します。
リード文は、記事をしっかり読みたくなるよう促す導入文です。
ページ滞在時間を伸ばし、ブログの評価アップに貢献し、商品リンクに注目してもらうきっかけになります。
ブログの構成案をつくる時の注意点3つ
最後に、構成案をつくる上での注意点をご紹介します。
- 注意点①:読者をリアルにイメージすること
- 注意点②:書きたいことは書かないこと
- 注意点③:わりと、じっくり悩むこと
その①:リアルな読者をイメージすること
構成案を作るコツは、読者をリアルにイメージすることです。
なぜなら、宛先が決まっている文章は、具体性が増して、読み手に深く刺さるからですね。
例えば、「魔女の旅々(TVアニメ)」のストーリーがいかに深いかを語る時。
全国民に向けて書くのと、20代の一人暮らし、ファンタジー好きの人に書くのなら、後者の方が圧倒的に記事の内容や伝え方をイメージできますよね。
上記のように、読者をリアルにイメージすることで、求めていることが分かりやすくなるので、結果として読み手に刺さる文章を作れます。
構成案を作るときは、読者をリアルにイメージしましょう。
その②:検索ニーズへの回答以外は書かない
2つ目は、検索ニーズへの回答以外は書かないことです。
なぜなら、読者が求めていることより、自分が伝えたいことが優先すると、読者は読み進めようと思わないから。
本記事だと、ブログ構成案に関係無いブログ苦労話とかを話されても嫌になりますよね(笑)
丁寧な説明を心がけるのは大事ですが、話がテーマから脱線しないように気を付けましょう。
その③:”しっかり”構成案を考えること
3つ目は、”しっかり”構成案を考えることです。
構成案を考えるのは、ある意味記事を書くよりもめんどくさいかもしれませんが、しっかりやりましょう。
毎回構成案を考えていると、意味がないなあと思うことがあります。
けれど、そうして構成案をおろそかにした記事は、私の経験上あまり読者に読んでもらえません。
後から結局リライトをかけて大幅に変更することになってしまうことがほとんどなので、やっぱり初めの段階で構成案を作っておくのは必須だと実感しています。
めんどくさがらず、構成案を考えてあげましょう。
別に特定のテンプレじゃなくて、メモ帳に書き込む程度、慣れれば頭の中でも構いませんので。
構成案作りを実践して沢山読まれるブログを作ろう!
今回は、ブログの構成案をつくる手順5つと注意点3つを、ご紹介しました。
ブログ初心者でも、今回の手順で構成案を作れば、読者から沢山読まれる記事を書けるようになります。
最初はただ面倒くさいだけかもしれませんが、慣れてくると逆に骨格が決まっているので記事づくりが楽になるはず。
さらに、アクセスも集まりやすくなります。
センスではなく、地道に構成案作りを繰り返すことで、確実に収益に近づいていきますよ。
ブログで収益化するには、アクセス数も重要になります。
以下の記事も、合わせてチェックしてみて下さい。
>>ブログのアクセス数を増やす方法7つを解説【PV数が伸びるタイミングも紹介】
では今回はここまで。
これからも引き続き、ズボラな人に特化して資産形成、副業、転職に関する内容を発信していきます!
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