社会人一年目、これからは学生時代よりもちゃんとお金を貯めていかないとなぁ。
銀行預金よりも投資をした方がいいって聞いたけど、株取引ってことでしょ?怖い…
積立NISAとiDeCo(イデコ)を1年間続けてみた私が、こんな悩みを解決します。
こんにちは、社会人2年目を迎えている、おもデジ!ライブラリのたこなまです。
新社会人になる時、お金の貯め方を考えるのはとても大切。
紹介結婚して家を建てるにも、途中でリタイアして悠々自適に暮らすにしても、コスパの良い貯金は必須ですよね。
貯金の大切さは、今も昔も変わりありません。ただ、貯金の方法は色々な意見が飛び交っています。
特に最近は、”銀行に貯金はどうなの?”という意見は当たり前になりつつありますね。
反対に”やった方がいい貯金方法”として話題になっているのが積立投資での貯金。
つまり積み立てNISAとかiDeCo(イデコ)です。
私が積立投資を始める時と比べると、新型コロナウィルスの影響で随分と感心を持つ人が多くなった積立投資。
話題にはなりますが、積立貯金は投資なので株取引なの?危険じゃない?というように、多くの人は不安になるんじゃないでしょうか。
自分のお金に影響があることなので、それは当然です。
なので今回は、そんな方のために
”積み立てNISA、iDeCo(イデコ)とは何か”
”四六時中株価を気にしなくても大丈夫なのか”
”損をすることは無いのか”
”はっきり言って普通の貯金より儲かるのか”
という部分を、実際に運用している私の素直な気持ちから紹介したいと思います。
積立投資はノーリスクではありませんが、リスクの低い銘柄を選ぶことで貯金よりずっと大きな利益を皆が出せると思っています。
ぜひこの記事を読んでみて、曇りの無い眼で判断してみてください。
積み立てNISA、iDeCo(イデコ)とは何か
”積み立てNISAやiDeCo(イデコ)ってなんなのか?”
答えは、積み立て投資に投資信託を組み合わせてお得な減税を加えた、国の制度です。
なので積み重ねNISAやiDeCoに関しては、積み立て投資、投資信託、お得な減税の3つを知れば、マスター可能。
さっそく説明していきます。
積み立て投資とは何か
積み立て投資とは、簡単に言うと定額のお金を、毎月投資に回していく投資方法のことです。
投資に回すというと難しく聞こえるかもしれませんが、定期預金とか、毎月決まった額を貯金箱に貯金するのと基本的には同じです。
一つだけ違うのは、預けたお金が貯金として眠らせるのでは無く、投資に回されているという点。
投資は皆さんのイメージ通り、株式を買ってその価値が上がったら売る、というアレです。
よって積み立て投資とは、毎月決まった額を口座に入れ、それを投資に使っていくという一種の投資方法であると言えます。
積み立て投資の利点は、まとまったお金が無くとも始められて、毎月投資に回せるお金が増えていくという点で誰にでも始めやすい投資方法であること。
ただこれはあくまで、積み立て投資の基本的な形。最近話題になっている積立NISAやイデコでは、この積み立て投資に投資信託というサービスを掛け合わせたものです。
というわけで、次は投資信託について紹介することにします。
投資信託とは何か
投資信託とは、一言で言うと
集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債権などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品
のことです。
雑に言うと、投資のプロにお金を預けて資産運用を代理でやってもらうんだけど、1人のお金じゃ少ないから何人ものお金を1つにまとめて運用して、利益が出たらみんなで分け合おうということですね。
投資の運用をプロに任せるから投資信託。言葉の通りです。
また、資産運用はまとまったお金が無いと株式を買わせてもらえません。
なので複数人のお金を1つにまとめるのも頷けるやり方です。
こちらの信託投資も投資初心者にとってはありがたいシステムで、
”資金の運用はプロにお任せできる”
”多人数のお金をまとめて運用するので、投資額が少なくても大手の株式を含んだ運用が出来る”
という利点があります。
運用はプロに任せておけるので自分が株式を常にチェックしておく必要はありませんし、
投資額が少なくてもアメリカの大手(Appleなど)の株式を含んで運用することができます。
初心者や少額の投資に優しいという点で積み立て投資とは相性がいいのが投資信託の特徴です。
積み立てNISAやiDeCo(イデコ)のお得な減税
ここまで見てきた積み立て投資と投資信託ですが、この2つを合わせたものを積立投資信託(投信積立)といいます。
この積立投資信託はそれ単体でも金融商品になっていますが、そこにお得な減税制度を足して国の制度となったのが、今回の主役である積み立てNISAやiDeCo(イデコ)です。
お得な減税の内容は色々と細かい部分もありますが、基本的には以下の2つが減税内容です。
- ”利益額への20%の税金”が免除される(積立NISA、iDeCo共通)
- iDeCoの場合はさらに”投資額への所得税課税”も免除される
”利益額への20%の税金”が免除される(積立NISA、iDeCo共通)
”利益額への20%の税金”が免除というのは、初心者からするとよくわからないと思うので解説しますね。
実は投資というのは、儲けのすべてが自分のものになるのでは無く、20%は税金として国に納めなければならないという決まりがあります。
例えば、100万円の投資をして1年で10%の儲けが出たとします。
この時単純な儲けは10万円ですが、決まりではこのうち20%、つまり2万円は税金として国に納める必要があります。
投資したお金が100万円なら10%の利益でも2万円程度の税金ですが、仮に1000万円を運用していた場合、税金は20万円にも膨らむので、決して小さな金額ではありません。
積み立てNISAとiDeCoは、なんとこの20%の税金が免除されるのです。
つまり、投資で儲けた利益は全額自分のもの!ということ。
この時点で大分太っ腹な制度であることが分かります。
iDeCoの場合はさらに”投資額への所得税課税”も免除される
さらに、iDeCoは他にもお得な点があります。
なんと、”投資額への所得税課税”も免除されます。
どういうことか説明するために、通常の投資と比べてみます。
通常、投資というのは自分のお給料の余った部分から行います。
お給料は支払いの時点で所得税などが引かれますから、当然投資に回すお金は所得税が引かれた後に残ったお金です。
ですが、iDeCoで投資を行った場合、”iDeCoに投資した分は所得税がかからない”という制度になっています。
つまり、iDeCoに投資した分のお金はお給料には含まれず、それゆえかかってくる所得税がその分安くなります。
所得税は人によって大きく違うので何とも言えませんが、年間で2~5万円ほどで、会社員1年目の時期からiDeCoを活用した場合、そのような節税効果は40年ほど続きます(つまり200万円くらい所得税がかからない!)。
当然、投資額を増やせば節税効果はもっと増えていきます。
このように、積み立てNISAとiDeCoには、通常の”積立投資信託(投信積立)”が持つ初心者に優しいという特徴に、大きな節税効果が上乗せでのっています。
”積立投資信託(投信積立)”自体が投資の初心者にとって優しく、その上節税も出来るというシステムなので、多くの人が新時代の貯金方法として注目しているわけですね。
以上、積み立てNISAとiDeCoとは何かを説明してきました。
今回の本題は実際積み立てNISAとiDeCoは儲かるのか、そこを実体験から語ることなので、その始め方や詳しい運用方法などはまたの機会に。
参考として、私も実際に参考にした動画リンクを貼っておくので、是非見てみてください。
楽天証券で積み立てNISAとイデコを1年間やってみた結果
ではやっと本題です。
”四六時中株価を気にしなくても大丈夫なのか”
”損をすることは無いのか”
そして究極の結論として、
”積み立てNISAとiDeCoは普通の貯金よりも儲かるのか?”
この問いに、1年間実際に運用してみた結果から答えていこうと思います。
ちなみに、積み立てNISAとiDeCoは国の制度ですが、運営自体は様々な企業や銀行が行っています。
そのためサービス内容や手数料についても色々な違いがあります。
まあ、とりあえずはオンライン証券会社で始めるのが無難なので、私は”楽天証券”を使ってます。
詳しいことは本題ではないので言いませんが、
- オンラインなので手数料やほとんどかからない(同じ商品で銀行だと数パーセントなのに0.02%とか)ので単純に楽天証券の方が儲かる
- 投資したお金もポイント対象なので、投資するだけでポイントがたまり、それでも投資出来る(投資なので最後は株価に応じた額が返ってくるのに!)
- 運営主体が大企業なので地方銀行よりはずっと安心
というようなメリットがあるので、”楽天証券”を使っています。
詳しいことは、私も学んだこの動画で分かりやすく説明されてるのでぜひどうぞ。
では早速、1年間の運用結果を含めながら各問いに答えていきます。
”四六時中株価を気にしなくても大丈夫なのか”
この問いは、積み立てNISAとiDeCoの説明ですでに答えたようなものなので、簡単に済ませてしまいます。
結論から言うと、積み立てNISAとiDeCoは最初に投資する銘柄を選んだ後は基本的に放置してもOK(選ぶ銘柄がインデックス投資の場合)。
もちろん選んだ銘柄によりますが、積み立てNISAとiDeCoは基本的に”積立投資信託(投信積立)”での使用が主なので、多くの銘柄は積み立て用にデザインされた”インデックス投資”という種類の銘柄です。
これは世界経済の発展に利益を合わせていくスタイルの投資で、大きな利益は望めませんが、放置して長期間運用することで約3~5%の利益率が見込めます。
私はこのインデックス投資の銘柄に全額投資して長期的な運用を目指しているので、はじめに銘柄を選んだ後はずっと放置しています。
”損をすることは無いのか”
この質問に関しては、”絶対に損をしない”とは言えません。
ですが、私の行っているインデックス投資の積立投資信託(投信積立)であれば、少なくとも以下のような理由で損をすることは無いかなと思います。
”自分の判断ミスで損をする”
”毎年1回くらいの高頻度の損”
自分の判断ミスで損をすることは無い
インデックス投資の積立投資信託(投信積立)は、一旦銘柄を決めた後は基本的に放置です。
なぜなら、細かい運用はプロに任せてあるので、自分がやることはほとんど無いから。
このような投資方式では、自分の判断ミスは基本的に起こりません。
もちろん「いくら投資するか」「投資をやめるか続けるか」は決めることが出来ますが、それも基本的にやりません。
なぜなら、インデックス投資の積立投資信託(投信積立)は”長期運用することが前提”の投資方法なので、10年に一度程度の暴落はスルーするのが定石だから。
暴落後は再び株価が上がりますから、短期間の損失をあまり気にしなくていいのです。
何で損失になりにくいの?暴落してるのに積み立て続けるの?とか思うかもしれませんが、これはれっきとした投資戦略です。
以下の動画で詳しく説明しているので、信じられない方はどうぞ。
毎年1回くらいの高頻度の損はあまりない
インデックス投資の積立投資信託(投信積立)に限った話ですが、高頻度で損になることはあまりありません。
というのも、インデックス投資は世界の株価の変動と一致する結果を出すことを目的にした投資方法だから。
そんなこと出来るの?と思われがちですが、インデックス投資はその仕組みからして世界の株価変動と一致しやすい投資方法です。
詳しい話はしませんが、とにかく多くの会社(米国株式インデックスなら米国の多数の上場企業)の株式をひとまとめにして運用しているので、企業単体の成長や赤字に左右されにくいのがインデックス投資の特徴。
逆に言うと、インデックス投資は世界経済が成長すれば基本的に伸びるし、世界的な不況になれば損が出てくるという動きをします。
だから、世界全体は不況になるような状況でなければ、インデックス投資の株式は基本的にゆるやかに上昇していきます。
よって、放置していても世界経済と連動して基本的には伸びていくので、そんな頻繁に損はしないよ、ということですね。
積み立てNISAやiDeCoは”はっきり言って普通の貯金より儲かるのか”
というワケで、結局のところ積み立てNISAやiDeCoは貯金より儲かるの?という部分。
結論、儲かります。圧倒的に。
既に述べた通り、私が運用しているインデックス投資の積立投資信託(投信積立)は、大暴落が無ければ基本的にずっと成長していく投資方式です。
まだ大暴落が無いので底値がどのくらいになるのかは未体験ですが、今のところ予想をはるかに上回る儲けが出ています。
以下の画像は、2020年の私の積み立てNISAの運用状況。
一番下の行にあるように、2020年は40万円の投資に対して77,636円の利益が出てますね。
これ、驚くべきことに、なんと年率20%の利益なんです(銀行預金の利子は0.01%くらい)。
新型コロナウィルスでの暴落と共に積み立てNISAを始めたので運が良かったとは思いますが、YouTubeで動画を調べてみても年率3~5%の利益は見込めるそうです。
もちろん大暴落のリスクはありますが、大暴落したとしても元の株価に戻るまで数年間積み立てを続けられるのがインデックス投資のいいところなので、私的にはリスクではありません。
銀行に入れていたらほとんど増えないお金(むしろ物価が上がれば相対的な価値は下がる)が、投資に回すことで毎年3~5%ずつ増えていく。
私的には完全に得しかしていない状況です。
2021年内に現在のバブルが弾けるということですが、それがあっても銀行に入れるよりは儲かってくれるだろう、と考えています。
またバブルが弾けたら、結果を記事にしたいと思います。
インデックス投資で積み立てNISAやiDeCoをやれば、確実に貯金よりは儲かるはず
というワケで、今回の記事では主に2つのテーマについてお話してきました。
”積み立てNISAやiDeCoとは何なのか”
”積み立てNISAやiDeCoは、貯金より儲かるのか”
この2つですね。
話そうと思うと非常に専門的なテーマなので、細かい説明は動画に任せてしまいましたが、大筋は感じ取っていただけたでしょうか?
最終的な私の意見ですが、”貯金よりもインデックス投資を、出来るだけ若いうちから始めておく”ことを強く主張させていただきます。
なぜなら、ここまで述べてきた通り、積み立てNISAやiDeCoを活用すれば、大きな資産を得るチャンスはグンと上がるから。
投資は時間がかかるものです。本当に早めの運用が大切だなあと思います。
ただ、あくまで”貯金より儲かる”くらいであることは忘れてはいけません。
投資で俗にいう”大儲けや一攫千金”をしたいのなら、それ相応のお金やリスクが必要になりますのでそこだけは注意してください。
ぜひ、今回の記事をきっかけに「投資の世界」に足を踏み入れてみてくださいね。
では今回はここまで。
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ばいっ