こんな悩みに答えます。
こんにちは、おもデジ!ライブラリのたこなまです。
今回は、ブログ記事でキーワード選定を頑張ってるんだけどなんか上手くいかない、という方向けの記事です。
特に、私と同じ20代で、個人でブログを書いて半年くらいなんだけど検索流入がイマイチ増えない、狙ったキーワードで検索上位にならない、という方のために書いていきます。
あんな記事やこんな記事、Twitterで告知するとある程度読まれるんだけど、検索ではそもそも表示すらされない、みたいなことって多くありませんか?
具体的な手順よりも、自分で見つけたノウハウとか、考え方の記事だとそういうことって多いですよね。
私も「時間の使い方が難しい?」というタイトルの記事があるんですが、どう考えてもこのキーワードで検索する人はほとんどいないでしょうね。
今回の記事では、そんな感じで「書いたのに検索流入が望めなさそう」な記事を表示させるためのワザをご紹介しようと思います。
キーワードを選ぶとかめんどくさそう…と思われた方もいるかもしれませんが、しっかりモチベーション維持してやっていきましょう!
ではいこう!
【必須の前提知識】キーワードが持つ「可能性」をどこまで知ってる?
ブログキーワードを選んでも表示回数が稼げない理由を話す前に、キーワードを選ぶ上で絶対に必要な「キーワードの持つ可能性」について紹介します。
馴染みがない、もしくはそんなことどーでもいいと思うかもしれません。
ですがあえてここで紹介するのにはワケがあって、実はこれ、この後の話の必須知識です。
それに、多分普通よりも奥深い意味での可能性なので、知らない方もいらっしゃるかもしれないし、キーワードを選ぶならキーワードの持つ力を極限まで使いたいですよね。
面倒ですが、読んでいただければと思います。
キーワードが持つ可能性とは?
キーワードが持つ可能性とはずばり、そのキーワードが表示される可能性のある潜在的検索結果です。
意味わかんないと思いますが、具体例で考えるとすんなり理解できます。
まず、「りんごの食べ方」というキーワードで書かれたページがあるとします。このページは当然、「りんご 食べ方」という検索で結果に表示されるはずです。
これは、「そのキーワードで現在表示されている検索結果」です。
しかし同時に、このページは「シナノゴールド 皮 剥き方」というキーワードでも表示される「可能性」があります。
これは、シナノゴールドというのはりんごの品種の1つで、皮の剥き方というのは、多様な食べ方の1つであることから「りんご 食べ方」の範囲に入っていると認識されるからですね。
このように、単語としては違うけれど表示される可能性のある場合が「そのキーワードで表示される可能性のある潜在的検索結果」なのです。
言葉にすると難しいですが、それもそうだな、と思えるのではないでしょうか。
経時(時間軸)的なキーワードの可能性もある
また、「そのキーワードで表示される可能性のある潜在的検索結果」には、経時(時間軸)的なものもあります。
たとえば「まゆまる」というキーワードで何かの記事を書いたとします。
現在では「まゆまる」と名のつくものは、インスタやTwitterのアカウント名くらいです。
しかし、未来において「まゆまる」という大人気キャラが生まれたらどうなるでしょうか。
「まゆまる」というキーワードのページは、見事「現在表示されている検索結果」として大いに流行るはず。
このように、「そのキーワードで表示される可能性のある潜在的検索結果」は未来において表示される可能性も含むのです。
キーワードの可能性を活用しない手はない
ということで、私が重要だと考える「キーワードの可能性」について紹介しました。
まとめると、
- 類義語や同概念の検索結果に出れる可能性
- 未来の検索流入に出れる可能性
の2つですね。
そして、表示回数を伸ばし、最終的にブログを伸ばすには、キーワードが持つこの2つの可能性を活躍するのは必須条件です。
なぜなら、1つの記事に対して1つのキーワードで挑むというのは、果てしなくしんどいから。
しんどいというか無理なのですが、理由は数値で示せます。
前書いた「検索上位をとる条件」に従うと、1ヶ月に100~1000のキーワードボリュームを狙うことになるのですが、ボリューム1000、クリック率1%で計算すると1万PVを達成するのに1000個のキーワードと記事が必要です。
1つの記事に対して1つのキーワードなので、もちろん記事数も1000個必要です。
計算式↓
- 1キーワードの毎月のPV数=1000×1%=10
- 1万PVに必要なキーワード数=1万÷10(1キーワードのPV数)=1000
- 1つの記事に対して1キーワードという仮定なので、
1万PVに必要な記事数=1万PVに必要なキーワード数=1000
1キーワードに1記事では、1万PVを達成するだけでも毎月1000記事が必要になるのですから、類義語や同概念の検索結果に出れる可能性や、未来の検索流入に出れる可能性をフル活用する必要があることがわかって頂けるのでは無いでしょうか。
つまり、ブログキーワードの可能性をフル活用して、そのキーワード以外の検索結果にも表示させたり、未来に表示されるように考える必要があるということですね。
【結論】ブログキーワードを選んでも表示回数が稼げないのは、キーワードの可能性を活用出来ていないから
ということで、結論です。
さっきも述べたとおり、ブログキーワードを選んでも表示回数が稼げないのは、キーワードの可能性を活用出来ていないからです。
なので以降では、早速キーワードの可能性を活用するためのポイントをお話していきます。
ブログキーワードで表示回数を稼ぐための3つのポイント
ここからは、キーワードの可能性を活用して表示回数を稼げるようにするための具体的なポイントを3つ紹介します。
それぞれは簡単なこともあれば慣れが必要なものもありますが、心がけてキーワードを選ぶことで、しっかりと、しかも長期的に表示されるキーワード選びが出来るはずです。
より検索窓に入れられやすいキーワードを
まずは「そもそも、そのキーワードは検索されやすいのか?」と考えます。
なぜなら、類義語や同概念で検索されたり、未来で検索されたりする可能性があっても、とりあえず目指すべきは「今も検索されること」だからです。
知らず知らずのうちに、検索されにくいキーワードを使ってしまっていないか、常に確認する必要があります。
例を出すと、りんごの記事を書いた時に、「食し方」「頂き方」というキーワードで検索する人はどれだけいるでしょうか?確実に「食べ方」と検索する人が多数なはずです。
今のは極端な例ですが、単語や言い方の微妙な違いで、検索されにくいキーワードを使っていることは結構あります。
ひとまず、それに気をつけることで表示回数が改善されることも多いはずです。
類義語でも表示されるよう狙う
次は「キーワードが持つ可能性」の1つである、類義語や同概念の検索結果に出れる可能性を狙います。
やり方は特に難しくありません。あらゆるキーワードで、その類義語や同概念を考えるようにして、それを記事本文の中で使うようにすればよいのです。
なぜ考えた類義語や同概念を記事本文で使うのかというと、書かれていない類義語を検索エンジンに認識させるより、書かれている中から類義語を認識させる方が楽だから。
検索エンジンが類義語として認識してくれれば、キーワードに入っていない類義語や同概念の単語で検索された時にもページを表示してくれるようになりますからね。
そうすれば、類義語や同概念の検索結果に表示されるようになり、表示回数が増える、というわけです。
未来に出るキーワードで書く
最後は、「キーワードが持つ可能性」の1つである、未来において流行る可能性を狙います。
未来に流行るキーワードなんて分からない、と思われがちですが、実は数年先くらいであれば予想ができます。
もちろん、全部ではありませんが。
1つ例をあげます。これは私も未来で流行ることを狙っているキーワードなのですが、「自動運転」。
近年、世界的に車の自動運転に注目が集まり、大物コメンテーターの落合陽一さんやホリエモンさんも自動運転が作る未来に触れた本を書いています。
こういった世界的な動向に、大まかにでも注目しておくことで未来に流行るキーワードの予想が出来ます。
自動運転に皆が興味を持ち始める段階で、数年前からそれについて記事を書いていたことになる私は、検索エンジンから高い評価を得られるというわけです。
もう1つ例を上げるとすれば、「マイナンバーカード」とか。
スマホに搭載できるようにする動きが進んでいますが、保険証などと一体化した上でスマホ搭載が実現すれば、キーワードボリュームは爆発的に増えます。
こういった、未来に流行るキーワードに「種まき」しておくのが、未来に流行る可能性を狙う、ということです。
また、キーワードを狙う他の方法と併用してもいいかもですね。
【まとめ】キーワードは「それが持つ可能性」まで使い倒そう
いかがだったでしょうか。
今回の記事では、キーワードを選んでいるのに表示回数が稼げないという方向けに、「キーワードの可能性」まで活用して表示回数を稼ぐためのポイントを紹介しました。
最後に今回の記事のポイントをまとめておきますので、1度だけでも試してみてくださいね。
- キーワードには「類義語、同概念や未来においても表示される可能性」がある
- 可能性を活用することが、表示回数やブログの成長への近道
- 1つ目のポイントは「そもそもそのキーワードが検索されにくいキーワードになっていないか」を考えること
- 2つ目のポイントは類義語や同概念で表示されるために「キーワードの類義語や同概念の言葉を記事内で使うこと」
- 3つ目のポイントは未来において表示される可能性を狙うために「世の中の動向に注目し、その記事を書くこと」
ちなみに、ブログへのアクセスを分析するならとりあえず『Googleアナリティクス』に登録しておけばOKです。
ただ、初期設定はしっかりしないと間違ったデータを集めてしまうので、そこだけ注意してくださいね。