ブログを作るときに使うレンタルサーバーといえば、ConoHa WINGとエックスサーバーが有名ですね。
果たしてどっちがいいんでしょうか。比較してみましょう!
- ConoHa WINGとエックスサーバーの特徴を紹介
- ConoHa WINGとエックスサーバーを表示速度、使いやすさ、料金のポイントごとに比較
- ConoHa WINGとエックスサーバーはどっちを選ぶのがお得か?
- ConoHa WINGとエックスサーバーのサービス内容の違いが分かる
- あなたにとってお得なレンタルサーバーがどっちかわかる
【結論】ConoHa WINGとエックスサーバーの違い一覧表
細かいポイントを見ていく前に、結論だけ見て判断したい人のために一覧表を載せておきます。
僕はエックスサーバーから Conoha WINGに移行したタイプなので、以下の表を見てConoha WINGに興味が湧いたら以下の記事もぜひ見てみてくださいね。
サービス名 | エックスサーバー | ConoHa WING |
---|---|---|
比較対象プラン | スタンダード(12ヶ月プラン) | WINGパック ベーシック(12ヶ月プラン) |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額料金(1年契約時) | 1,100円 | 990円 |
サービス運用実績 | 2003年開始 | 2018年開始 |
運営会社 | エックスサーバー(株) | GMOインターネット(株) (東証1部上場) |
ストレージ | オールNVMe(高速SSD) | オールSSD RAID10 |
ストレージ容量 | 300GB | 300GB |
CPU | 第2世代「AMD EPYC™」(Rome) | 非公開 |
メモリ | 512GB | 非公開 |
WEBサーバー | nginx | nginx |
ドメイン数 | 無制限 | 無制限 |
データベース数 | 無制限 | 無制限 |
無料独自SSL | Let’s EncryptのSSL証明書を利用可 | Let’s EncryptのSSL証明書を利用可 |
独自ドメイン永久無料 | あり | あり(2つまで) |
自動バックアップ | 初期状態でON データ復旧無料 | 初期状態でON データ復旧無料 |
無料お試し | 10日間無料お試し | 初月無料(最大31日間) ※無料お試しではない |
申込月無料 | なし | 最大31日間無料 |
表だけを見ると、エックスサーバーは表示スピードが速そうな感じですが、実際はどうなんでしょう?みたいなことは以下の記事で比較しています!
ConoHa WINGとエックスサーバーの特徴
エックスサーバーの特徴
エックスサーバーは、日本のレンタルサーバーの中でも非常に歴史が長く、使っている人も多い老舗サーバーです。
Conoha Wingと比べた時の主な特徴はこんな感じ。
- 国内シェアNo.1
- ストレージは全て超高速の「NVMe(SSD)」
- 高速アクセスを実現するKUSANAGIを導入
このように、エックスサーバーは機材の性能で言えばConoha WINGよりも優れていると言えます。
そして、長年レンタルサーバー事業を続けているだけに安心感があります。
ただ、iPhoneのカメラが性能的に他の携帯のカメラに劣っていても、実際の撮影ではかなり高クオリティな写真が撮影できるように、機材性能だけで全てが決まるわけではありません。
エックスサーバーを使ったブログの開設方法は以下の関連記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
ConoHa WINGの特徴
ConoHa WINGは、上場企業のGMOが運営する比較的新しめのレンタルサーバー。
エックスサーバーと比べて、価格の安さと使いやすさが特徴です。
- 初期費用0円、ドメインが2つまで永久無料など、業界最安値!
- プライムストラテジー社の高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」を無償提供
- 初めてでも圧倒的に使いやすい、シンプルな操作パネル
安さと使いやすさを持ちながらも、「WEXAL® Page Speed Technology®」などによってエックスサーバーと同じく、国内最速とのこと。
ConoHa WINGは僕が今現在使用しているレンタルサーバーで、エックスサーバー時代と比べてむしろ表示スピードが速くなったような気がします。
新しいレンタルサーバーですが、その分先輩であるエックスサーバーをよく研究しているな、という印象。
エックスサーバーは玄人向けのようで操作が複雑でしたが、ConoHa WINGはめっちゃ使いやすかったです。
また、不定期ですがクーポンが配信される頻度が高く、実質的にめっちゃ安い更新料金で使えるのも個人的に気に入っているポイントです。
ConoHa WINGのもっと詳しい説明やブログ開設のやり方は以下の参考記事で解説しているので、今回興味を持ったら確認してみて下さい。
この後の段落で、エックスサーバーとConoHa WINGで料金比較をしています。
そこの比較ではもう、エックスサーバーとConoHa WINGでそんなに価格差はありませんが・・・
実は2021年くらいまではエックスサーバーはずいぶん料金が高かったのです。
具体的には、サーバー料金がConoha Wingと比べて月100円ほど高く、さらにドメインは毎年別で更新料金が必要な上、一番初めには手数料として3000円必要など。
上記は2018年当時のエックスサーバーの料金。
そして以下の画像はドメインの年間更新料金。
今はドメインはサーバーに無料でついてきますが、当時そんなサービスをConoha Wingでしか提供されていませんでした。
さすがにエックスサーバーも勝ち目が無いと見て、Conoha Wingの価格帯に揃えてきて、今の状態になっています。
ConoHa WINGとエックスサーバーの細かい比較
結局、エックスサーバーとConoHa WINGってどっちが早い?
ブログを書くにあたって、一番重要になってくるのは「ページの表示速度」かなと思います。
そこで気になるのが、ConoHa WINGとエックスサーバー両社とも公式サイトで「速度No.1」と言っていること。
結論、両者に違いは無い
結論から言うと、ConoHa WINGとエックスサーバーでサイト表示速度に違いはありません。
と言うのも、両者ともSSDというデータの読み書き速度が早いハードディスクにデータを保存しているし、どちらのレビューを見ても大して速度に違いが見られないから。
参考に、ConoHa WINGとエックスサーバーの表示速度を比較していただいた検索結果を貼っておきます。いろんな人が試しているので、確認してみても正直ほとんど違いがありません。
僕自身、料金の安さからConoHa WINGへサーバーを移行した経験がありますが、正直そんなに表示速度は変わってません。
ただし、表示速度国内最速で一番初めに話題になったのはConoHa WINGだということは付け加えておきます。
と言うことで、以下では表示スピード以外の視点でConoHa WINGとエックスサーバーを比較していきます。
管理画面の使いやすさ比較
まずは管理画面の使い方から。サーバーの管理画面はあまり頻繁にみるものではありません。
ですがサーバーの管理画面を見る時って大体、サイトの初期設定の時やセキュリティ設定の時など、重要な時が多いものです。
なので、管理画面の使いやすさは個人的にかなり重要視しています。
エックスサーバーの管理画面
エックスサーバーは1画面に全ての機能が詰め込まれている感じ。見やすいかと言われると中々難しい見た目になっています。
1クリックでいろんな機能を使う玄人にとっては結構好みのレイアウトです。
ConoHa WINGの管理画面
対照的にConoHa WINGの画面はシンプル。
一つの画面にたくさんの項目が無いので、各機能を一つずつ試して行きやすいのが特徴です。
ConoHa WINGを使う場合、下記の記事で管理画面での簡単な見方を解説しています。
料金の比較
他に、サーバーの運営コストとなる料金の比較も外せません。表示速度はあまり違いがありませんでしたが、価格面ではConoHa WINGの利点が際立っています。
以下の価格は「月額」なので、1年間での差額で考えると年間1000円ほどの節約になります。
これはブログを続けている限りずっと発生するコストなので、よ〜く考えましょう。サーバーの移行は楽じゃないので。
エックスサーバー スタンダード | ConoHa WING Wingパックベーシック | |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
3ヶ月 | 1,320円/月 | 1,210円/月 |
6ヶ月 | 1,210円/月 | 1,100円/月 |
12ヶ月 | 1,100円/月 | 990円/月 |
24ヶ月 | 1,045円/月 | 935円/月 |
36ヶ月 | 990円/月 | 880円/月 |
基本的には双方ともに、契約月が増える毎に値段が安くなる仕組みです。
【まとめ】低コストのConoHa WINGと老舗のエックスサーバー
上記では、ポイントを絞ってConoHa WINGとエックスサーバーの特徴を比較してきました。
正直、大きな違いは「管理画面のわかりやすさ」と「価格」だけですが、どちらを選ぶかは個人の考え方によると思います。
一言でまとめると「コスパや安さ・性能が最重要ならConoHa WING」「価格が少し高くなるが老舗の実績を求めるならエックスサーバー」って感じです。
サービス名 | エックスサーバー | ConoHa WING |
---|---|---|
比較対象プラン | スタンダード(12ヶ月プラン) | WINGパック ベーシック(12ヶ月プラン) |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額料金(1年契約時) | 1,100円 | 990円 |
サービス運用実績 | 2003年開始 | 2018年開始 |
運営会社 | エックスサーバー(株) | GMOインターネット(株) (東証1部上場) |
ストレージ | オールNVMe(高速SSD) | オールSSD RAID10 |
ストレージ容量 | 300GB | 300GB |
CPU | 第2世代「AMD EPYC™」(Rome) | 非公開 |
メモリ | 512GB | 非公開 |
WEBサーバー | nginx | nginx |
ドメイン数 | 無制限 | 無制限 |
データベース数 | 無制限 | 無制限 |
無料独自SSL | Let’s EncryptのSSL証明書を利用可 | Let’s EncryptのSSL証明書を利用可 |
独自ドメイン永久無料 | あり | あり(2つまで) |
自動バックアップ | 初期状態でON データ復旧無料 | 初期状態でON データ復旧無料 |
無料お試し | 10日間無料お試し | 初月無料(最大31日間) ※無料お試しではない |
申込月無料 | なし | 最大31日間無料 |
エックスサーバーが勝っている点
エックスサーバーが勝っている点は以下の通り。
- サービス運用年数が長いことによる信頼
- 機材の性能自体はどこよりも高い
正直、僕はあんまり魅力を感じません・・・
これ!っていう特徴がないのがなんともって感じです。
ConoHa WINGが勝っている点
ConoHa WINGが勝っている点は以下の通り。
- 料金が安い
- 管理画面がシンプルでわかりやすい
- クーポンで更新料金が安くなる頻度が高い
エックスサーバーと大きく違うのは上記2点でしょうか。
性能が安定していて価格が安いのであれば、多くの人にとっては魅力的なレンタルサーバーだと思いますし、僕もそこを見込んで使っています!
【結論】始めてのブログ開設ならオススメはConoHa WING
ここまで、僕が使用しているConoHa WINGと、レンタルサーバー老舗のエックスサーバーを比較してきました。
どちらも間違いなく素晴らしいテーマだと思いますが、どちらを選ぶ?といったら個人的には設定画面の使いやすさや、料金の安さ、信頼性からConoHa WINGがオススメです!