冗談抜きでジャンル特化のYouTube収益化が難しくなってる件｜どうする？

最近はYouTube自体の変化や、YouTuberが増えたことで収益化が難しくなっています。皆さんも知っているんじゃないでしょうか。

明らかに”これまでのYouTube攻略法”が古いものになってきていると感じるので、今日は「ジャンル特化のYouTubeが難しくなってる件」をお話しします。

YouTubeを始めることを検討してる人は以下の記事もどうぞ。

Youtubeでの収益化が難しくなってしまった理由

現在のYoutubeが収益化しにくくオワコンと言われるようになったのには、主に3つの理由があると思います。

3つ目が本記事のメインテーマですね。

1. エンタメジャンルを中心にそもそも再生数が稼げなくなった
2. 広告単価が低下し、Youtubeのみで十分な収益が得られなくなった
3. ライバルが大幅に増え、特化による動画内容の差別化ができなくなった

エンタメジャンルを中心にそもそも再生数が稼げなくなった

最近、 Youtubeのエンタメ系動画を中心に”収益が激減した”なんて話を聞くようになりました。その理由の一つが「視聴数の激減」です。

昔のYoutubeは見たこともない新しい内容の動画がたくさんあったんですが、最近は”どこかで見たような動画”が増えてきました。

要するにネタ切れです。特に賑やかなエンタメジャンルを中心に視聴者が飽きてきている感じがします。

「そもそも視聴者や再生数が稼げない」これがYoutubeがオワコンと言われるようになった理由の1つです。

新企画じゃなくても再生数を安定化させる方法は？

動画を見るのを日常化させると、内容と関係なく再生数が安定すると思います。例えばサザエさんとかドラえもんみたいな。別に期待してないけど何となく見ちゃうような。

このタイプでYoutubeに投稿するなら「流し見」しやすい動画がおすすめかもしれませんね。 具体例は以下

執筆中

広告単価が低下し、Youtubeのみで十分な収益が得られなくなった

再生数の減少は、動画のジャンルによるのでYoutube全体としては大きな問題にはなりません。でも、広告単価も低下しています。

WEB業界を中心に広告費が膨大になり、企業が使える予算が頭打ちになってきたのが主な理由です。

あと、基本的に視聴者は広告を飛ばしたがるものなので、広告は「マジで邪魔」になってしまい、「広告を見て商品を買う」という目的が達成されにくいのです。

上記のように、予算の関係と広告効果の面から企業の広告出稿に歯止めがかかった結果、広告単価が低下して十分な収益が得られないという状態です。

どうすればいい？

正直に言うと、どうしようもないと思います(笑)

再生数を稼ぐのが唯一の手段ですが、それができたら苦労しないし、出来たとしても根本的解決にはならないので…

解決法としては、Youtubeと合わせて他の収益源を作るのが最適解だと思います。例えばまさに僕がやってるブログとか。有名になった後はグッズとかもいいですね。出してみたい。

ブログは育てた後は放置してるのに2万収益発生とかよくあるし、仕組み的に広告単価や記事閲覧数も下がりにくいのでザ・安定って感じで個人的に無駄ではないと思います。 やり方は以下関連記事

ライバルが大幅に増え、特化による動画内容の差別化ができなくなった

YouTubeではジャンルの”特化”が重要だと言われていました。これは、YouTuberが増えて”オリジナリティ”が重要になったから。

例えば、ミリタリーというジャンルの中でも「銃器」に”特化”して成功した『中の人ゲーミング』さん。ゲームの中でも「バイオハザード」に”特化”して成功した『梅田JAPAN』さんや『HAL PROJECT』さんがいます。

ブログとネットビジネスで人気の『マナブ』さんも、YouTubeで稼ぐなら”特化”すべきと言っていました。

でも、2023年現在はぶっちゃけ「特化してもオリジナリティが出ない状態」になってると思います。

理由①特化するのにも限界がある

ジャンルを特化すると他のYouTuberとの差別ができますが、ジャンルが細かくなりすぎると、動画を見てくれる人がいなくなってしまいます。

でも、YouTuberが大幅に増えた今では、いくら特化しても誰かしらと内容がカブってしまうので、特化による差別化はかなり限界です。

理由②ネタが切れやすい

また、特化するというのはネタを少なくしていることと同じなので、ネタ切れが早くなります。

例えばゲームジャンルを特化してバイオハザードというジャンルに絞ると、バイオハザード以外のゲームネタを捨てているのでネタ切れが早まります。

実際、僕の好きな特化型YouTuberさんも最近”ネタ切れ”を報告されました。やはり特化一本ではどうにもならなかったのは事実なようです(以下参考)。

マナブさんもネタを考えるには毎日をネタ探しに捧げる、みたいなことを言ってましたが、元々はプログラミングやブログに特化していたはずのチャンネルがほとんど”考え方の動画”になってしまいました。

また、最近は流行りのテクノロジーとか投資がメインで、プログラミングとブログへの特化では無くなってしまいました。

いくら特化しても誰かとカブる。特化するとネタ切れも早まるので厳しい。

どうすればいい？

ジャンルを絞ってもどうにもならないなら、どうすればいいんでしょう。悩んで、YouTuberさんを研究して、個人的な結論が出たので紹介します。

まず、僕は以下のように考えました。

第一に考えた解決策は「色んな動画を投稿すべきか？」ですが…

Youtubeのおすすめ動画のアルゴリズムを考えると、何のジャンルかわからなくなってしまうようなチャンネル運営は良くないはずです。 理由は以下記事

でも、すでに話したようにジャンルを絞るだけではチャンネルが伸びない…ので、そもそも何のために特化をしてるのかを思い出しました。本記事の上の方で書きましたね。

特化する理由は「オリジナリティを出して他のYouTuberと差別化するため」です。

つまり、”特化”なんてのはオリジナリティを出すための手段に過ぎないわけで、オリジナルなチャンネルが出来るなら特化は要らない説があるのでは！？

直近で流行った色んなYoutuberさんを研究してみた

で、上記の仮説をもとに「じゃあ特化無しでオリジナリティを出すにはどうすればいいんだろう？」と考え、色んなYouTuberさんを研究してみました。

そしたら、1つの回答っぽいものが出てきました。それが、

人気のYouTuberさんは”その人の生き方”を発信してる

というもの。「自分はこういう考えを持って生きてるんだ！そこに偽りはないし、私はこれに自信を持ってる！」こんな感じです。

窮屈な世の中で、上記のように自分らしく生きていける人は眩しい。そして、ジャンル特化なんかするまでもなく”最強のオリジナリティ”を出してる。

これが、僕が現状で考える「特化が厳しくなった2023年現在でもYoutubeを伸ばす方法」です。

今からYouTubeを始めるなら？

ここからは、上記で述べた通り「その人の生き方を発信」してYouTubeを伸ばしていくための方法です。

僕のYouTube利用歴はかなり長くて、考えてみたらかれこれ10年以上入り浸っています(笑)

• 小学生の時からYoutube10年以上。Youtubeに広告が無く、YouTuberという単語も無い頃からの視聴者
• 今現在も、平日は3時間以上、休日は10時間以上はYoutubeを再生しているヘビーユーザー(流し聞き含む)
• Youtubeへの動画投稿を決めて、いろんなジャンルの YouTuberさんを研究

こんな感じで、大昔からYoutubeが生活の中にあるような状態で、Youtubeには詳しいので、その立場から説明していきます。

最近のYouTubeアルゴリズムは表示する動画のパーソナライズがすごい

今からYouTubeを始めるなら、ひとまずYouTubeアルゴリズムのパーソナライズは必ず押さえておきましょう。

恐らくここ2年くらいでYoutubeのおすすめ動画を表示するアルゴリズムがかなり進化して、いわゆる「ニッチな分野」でもYouTubeが勝手に判断して、適切な視聴者に動画を届けてくれるようになりました。

これは不幸中の幸いというか、これから説明する理由で収益化が難しくなったYouTubeにおける希望です。この辺は「動画のSEO対策」とか言われてる分野です。 攻略法は以下の関連記事

パーソナライズって何？？

超簡単に言うと、一人ひとりにぴったりなコンテンツをおすすめする機能のこと。

Youtube、インスタ、Google ChromeやYahooなどなど、最近のWEBサービスは基本的に全部この機能を使っています。

Youtubeでパーソナライズされて何かいいことあるの？

視聴者目線で言うと、YouTuberを始めたばかりの超いい感じのYouTuberさんに出会うことが出来ます。検索には出にくいので、掘り出し物発見に役立ちます。

同時に、YouTuber目線でも視聴者を満足させる動画さえ作れれば、あとはYoutubeが勝手に自分を宣伝してくれるのでかなりありがたい機能です。

ぶっちゃけ、今からYoutubeを始めて稼げるジャンルは？

今からYouTubeを始めるなら、上記のパーソナライズを活用しながら、以下に気をつけながらジャンルを探すと良いと思います。

• まだ競合が少ないジャンルを見つける
• オリジナリティを出しやすいジャンルを見つける
• 結果云々ではなく自分が続けられる好きなジャンルを見つける

上記のように、自然と投稿できちゃうようなジャンルを見つけて、動画投稿して、自然とファンができるみたいなのが今度の王道かなと思います。

動画をあげるだけで流行る時代が終わったからこそ、動画投稿がストレスにならずオリジナルな動画を投稿出来るYouTuberが流行る時代ってことですね。

どんなジャンルがあるか、案から選んでみたい人は以下の記事を参考にしてね。

本記事では、僕的にこれから伸びていくし、ハマる人はハマると思えるジャンルを紹介してみます。

1. 3DCG
2. メタバース
3. データサイエンス
4. AIイラストとchatGPT
5. Pythonプログラミング

①3DCG

3DCGはその名の通り、CG技術の1つ。全く有名じゃないんですけど、僕たちの生活には欠かせない技術です。

ゲームは基本3DCGモデルでキャラクターを作ってるし、ターミネーターやハリーポッターとかの洋画にもリアル系のCGがたくさん使われています。

下の動画、CGで作られてるとかすげー！ってなりません？

他にも、音楽のMVやテレビCMでもバリバリ使われてます。

普段意識していませんが、このように3DCGはすでに僕らの生活に深く関わる技術です。

よって、需要は十分。しかし現状では製作に手間がかかるので、基本は企業やチームで制作することが主流です。

ということで仕事にするには割と大変なんですけど、趣味で制作するなら「Blender」という完全無料のソフトがあります。やってみるとめちゃくちゃ楽しいジャンルなのでおすすめです！

②メタバース

メタバースと言われて「なにそれ？」という人は最近かなり減ったと思います。

今はブームが去って幻滅期に入っていますが、先ほど紹介した3DCGと共に、今後確実に世界を変えると予想される技術がメタバースだと思います。

メタバースというもう一つの現実が生まれるって何かすごくないですか！？笑

そこで新しくお店を作って、企業や新たなビジネスが生まれて…。僕的にはインターネットくらい必要不可欠なものになるんじゃないかなあと思ってます。

まだYoutubeでジャンル化出来てない新しいコンテンツなので、かなり伸び代があるはずです。

③データサイエンス

データサイエンスは、データと統計、機械学習などから未来や最も効率的な回答を予測する技術。

ここから先の時代は、世界のあらゆる内容がデータ化されるので、マジでデータサイエンスが出来ると未来が読める、みたいな高揚感があります。もちろんデータの解釈こそが大事なのでそんな簡単な話では無いですが。

例えば、身近ではクレジットカードに登録された年齢や素性が購買データと照らし合わされて効果的な広告に役立っていますし、現在はプロスポーツ選手の行動もデータ化されてさらに効率的な練習に生かされています。

一説には、人間の感情や味などもデータ化できるようになっているとか…

データに基づいた意思決定が社会に浸透しつつある現状なら個人で稼げる手段も多くある分野だと思うのですが、今はまだライバルが少ないのでチャンスだと思います。

④AIイラストとchatGPT

ここ半年くらいで世界を変えたといっても良い技術だと思います。今後はAIとの上手い付き合い方を見つけた人が生き残れる時代と言っても過言では無いでしょう。

僕もちょっといじってみたんですが、以下のレベルが簡単に作れちゃうのは本当にすごい。

chatGPTに関しても、要約やプログラミングでかなり役に立つのは間違いありません。

AIの活用法はまだまだ発展途上かつライバルが少ないので、かなりチャンスなジャンルだと思います。

⑤Pythonプログラミング

世の中の面倒なことはPythonで自動化できる、そんな話を聞いたこともあるかもしれません。

これはマジな話でして、ここまで説明してきたデータサイエンスやAIなどにPythonを組み合わせれば、おそらく大抵のことは自動化できちゃうと思います。

便利ですがプログラミングが必要なので敬遠されがちで、便利で汎用性が高いのにライバルが少ないジャンルです。

今からYoutubeを始めて収益化するのは、無理じゃない

本記事のまとめです。

• 特化型のYoutubeチャンネルは収益化が難しくなってる
• 特化の元々の目的であるオリジナリティに注目
• あなた自身の生き方は最強のオリジナリティ

ということを伝えたい記事でした。

YouTubeは単なる収益化の手段ではなく、人生を充実させるにも最適な、今風の手段です。

ぜひ、以下の記事をチェックしてYoutubeを始めてみてください。